本記事は、以前の「転職サイトに登録したら絶対にやるべき2つのポイント」で紹介した、「職務経歴書」についてです。

こう思う方も多いのではないでしょうか。

「なんか、ちゃんと書かないとだよな。考えるのめんどいな」というぼんやりとした考えが先行して、行動に移すまでに少し時間がかかりました。
結果的に、「えいや」で書いた職務経歴書で転職活動をスタートしました。
正直、クオリティとしては全く高くないと思いますし、巷で出されているような「テンプレート」とは程遠いです。ただ、もし読者の方の中で「将来のことを考えて、何か行動しよう(=転職サイトに登録してみよう)」と思った時に、職務経歴書が行動のネックになるのは勿体ないと思います。
そこで、本記事では
動き出すのが少し面倒であれば、一旦これくらいでもいいんじゃない?
という職務経歴書の内容について書いていこうと思います。
ですので、今回は実際に私が転職活動をしていた時の職務経歴書をお見せしようと思います。
※もちろん、前職の社名や具体的な仕事内容をお見せすることはできないので、部分的に隠しています。
※あくまで主旨は、「何もしないよりは全然いいよね」というスタンスです。
私は実際に、自分が転職活動に使った職務経歴書もソファに寝転がりながら頭の中で考えて、パソコンでカタカタと職務経歴書を書いていました。
それくらい、「最初の一歩」は気軽に捉えて全然問題ないと思います。
本記事の目次は以下の通りです。
1.少し自己紹介
私は、以前は全くの異業種(人材マネジメント)に7年程勤めていました。
私立四年制の文系出身で、学問面でも仕事面でも、統計やプログラミング、AIといった領域には無縁の世界でした。
しかし、仕事でのプロジェクトリーダーにアサイン頂いたことをきっかけに統計・プログラミングの学習を始め、データサイエンスの分野に興味を持ちました。
その結果、2020年4月から、ビジネス寄りのデータサイエンティスト(AIコンサルタント)として未経験転職を果たしました。
この後紹介する私の職務経歴書も、この時の転職活動中に実際に書いていた職務経歴書です。

と思われる方が多いと思います。エージェントの方に興味を持っていただいて特別オファーを頂くことが大切なので、充実させるに越したことはないですが「これくらいの内容でもそれなりに特別オファーをいただけた」ので、是非気軽に職務経歴書を書いてみましょう!
2.私の職務経歴書

(実際の転職サイト上の職務経歴書のキャプチャです)

と思われた方も多いと思います。一見文字数はあるのですが、私は約7年間勤めていたので、各年次で何をしていたか、簡潔に書いてまとめただけでした。
ただ、その中でも気を付けていたのはこちらです。
1.簡潔ながらも、抽象的すぎないこと
たとえば、3年目の内容であればそのままお見せしてもいいと思ったので伏せている部分はないのですが、これくらいのイメージです。

2.希望の職種に関することを少しでもしているアピール
6年目、7年目の欄には、「データ分析」「機械学習」を実務で取り入れていることをアピールしています。
自分が希望する職種に関する内容を入れておくことで、エージェントの方から見て、「なぜこの人はデータサイエンティストに転職希望なのか」を少しでも引っ掛かりやすくしようと考えたからです。
正直、エージェントの方も1日に膨大な数の職務経歴書に目を通しているはずなので、一人一人の職務経歴書にじっくり目を通す時間は(おそらく)ないでしょう。

これが功を奏したのかはわかりませんが、特別オファーを頂く際、「仕事にプログラミングの知識を生かそうとする姿勢に興味を持ちました」と書いていただけるエージェントの方が数名いらっしゃいました。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
もちろん、選考が実際に始まったら、今までの自分の振り返りをしっかりする必要はあります。
ただ、一旦転職サイトに登録してみようという時点では、今回紹介した程度の内容でまずはいいのでは、と思います。
今回ご紹介した程度の内容であれば、「転職サイトに登録したら絶対にやるべき2つのポイント」でも書いたような、「全然特別オファーをもらえない」状態は脱していると思うからです。
是非気軽に、ソファにでも寝っ転がりながら、自分の今までの棚卸をしてみるといいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。