こんにちは、Hawaiiです。
今日はタイトルにあるとおり、初心者の人がプログラミングを学ぶときにやってはいけないNG行動について書いていきます。
早速、結論からです。
結論
はりきってあれもこれもやろうとすること
この行動がよくないのは、みんな頭ではわかってるはずなんです。
でも、やっちゃうんですよね。
特に、モチベーションが高い人ほどやりがちです。
で、結局やりきれなくて嫌になって、挫折する。
まさに私もこのパターンの失敗を過去に何度もやってきています。
ですので、今日は「NG行動をとった私の失敗談」と「NG行動を回避した私の成功談」を紹介していきます。
本記事の目次は以下の通りです。
1.私の自己紹介
前職は全くの異業種(人材マネジメント)で7年働いていましたが、
あるプロジェクトへのアサインをきっかけに統計・プログラミング・機械学習を勉強し、AI分野への可能性を感じました。
そして2020年4月からビジネス寄りのデータサイエンティスト(AIコンサルタント)に転職したので、転職してちょうど7か月が経過したところです。
2.NG行動をとった私の失敗談
今の会社への入社は2020年4月からですが、内定自体は2019年の10月頃にいただいていたので、
わりと時間がありました。
前職の仕事は忙しかったですが、入社前になにかしら勉強しておこうと思い、そのときに考えたことがこちらです。

今考えると「ばかやろう!」って言いたくなりますが、
何を勉強しようか考えると、あれもこれもって思いがちですよね。
実際に勉強をやり始めたのは前職の仕事がやや落ち着いた年明けの2020年1月ごろからです。
勉強を始めた頃は、こんなかんじでした。

最初は順調だったんです。最初の2週間くらいは。
でも、3週間目くらいから、こんなことを思い始めました。

もう、この時点で挫折臭がただよい始めてますよね。
でも、やってる本人はそこまで気づいていないです。
そして、その1~2週間後。

想像通りすぎる状態です。
そしてさらに1~2週間後。

こんなかんじで、色々手を広げすぎた結果、
結局全部中途半端になって、挫折しました。
もちろん勉強になったこともたくさんありましたが、
結果的に「最低限これはできるようになった」と自信を持って言えることが1つもなかったので、
消化不良のような形で時間を消費してしまったなと反省しています。
このときの失敗の原因を以下のように考えています。
失敗の原因
・あれもこれも手を広げすぎた
・その結果、「飽きたらこっちを勉強しよう」と精神的な逃げ道を作りやすくなった
・その結果、中盤の勉強が苦しいタイミングになると他の勉強に逃げた
・最終的に、全部中途半端になった
勉強って、なんでも最初は楽しいじゃないですか。
入門だからそこまで難しくないし、自分にとっては新しいことだから楽しい。
でも、中盤になってくると「飽き」と「難しさ」との闘いになるので、他にすべきことを作っておくと、
目の前の「飽き」と「難しさ」から逃げやすくなってしまったなと、この時期の経験から感じました。
以上が、私の失敗談です。
この経験を踏まえ、7月にgitの勉強をしたときの話を次から紹介していきます。
3.NG行動を回避した私の成功談
2の失敗談を踏まえ、見事成功体験にすることができた話をしていこうと思います。
【決定版|初心者向け】gitのudemyおすすめ講座究極の2選」で詳しく書いていますが、
転職後、gitという言葉を初めて知りました。
しかも、転職後早々にgitを使わないといけない環境だったので、「よくわからないままコマンドを打つ」ことを非常に不安に感じ、
これはgitを勉強する必要がある
と思い、7月から本格的に勉強を開始しました。
このとき、本当は他にも勉強したいことが山ほどありました。
勉強したかったこと
・Python
・SQL
・機械学習
・docker
全部、「転職早々使わないといけない」かつ「よくわかっていない」状態でした。
本当は、全部バランスよく勉強したかったです。
でも、私は前回の失敗から知っています。同じことをしたら、また挫折すると。
なので、そのとき優先順位が最も高いと感じた「git」の勉強に、
7月の1か月間を充てることにしました。
※もちろん、通常業務に加えての勉強です。
✅新しい挑戦「Gitチャレンジ」
機械学習チャレンジに続いて、次はGitチャレンジ!
目標:「Gitの基礎コマンドが打てる」「GCP上でGitを使える」
期間:7/1~7/10
学習方法:udemy講座昨日から早速始めてます。
基本のadd,commit,pushはできますが裏で起こっていることも
しっかり理解していく🏋️♀️— Hawaii@AIコンサルタント (@Hawaii07597403) July 2, 2020
こんなかんじで、自分を追い込むためにTwitterでも「Gitチャレンジ」として発信していました。
未経験から転職したばかりで、早く色んな技術をキャッチアップしたい焦りでいっぱいでしたが、
急がばまわれだ
と何度も自分に言い聞かせて、gitに集中しました。
すると、優先順位がクリアになったことで全力でgitの勉強に集中することができました。
そして、当初は1か月で1テーマは少ないかなと思っていましたがまったくそんなことはなく、
1か月でなんとか、仕事で小さな成果を出すという区切りをつけることができました。
✅Gitチャレンジの成果報告
7月が期限で、昨日で終了!
やっぱりテーマ決めて集中するの大切😌●自己評価
大成功‼️●成果
1.基礎コマンドが打てる
2.ブランチを作れる・コンフリクトの解消ができる
3.チームでのGit運用を検討しレビュー→OKをもらうGitがそこまで怖くなくなったのが大きい😭 https://t.co/imjHIVLj5Q
— Hawaii@AIコンサルタント (@Hawaii07597403) July 31, 2020
1か月フルコミットすることで「ここまではできるようになった」と言えるようになったため自信もつき、
翌月から違う勉強にまた全力投球することができるようになりました。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
7月のgitの勉強を通して、「1つのテーマに絞る」ことの重要さを実感し、
9月~10月はPythonの勉強にコミットしようと計画を立てました。
結果的に、9月にPython3エンジニア認定基礎試験、10月にPython3エンジニア認定データ分析試験に無事合格し、
Pythonの基礎中の基礎は身についたのでは、と少し自信をつけることができました。
あれもこれも手を広げすぎず、1つずつ確実に勉強を続けていくことが、
結果的に一番の近道だと実感することができました。
皆さんのなかにも、「あれもこれもやりたい」と思って焦っている方がいれば、
まずは1つに絞って、集中して勉強することをおすすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。