
こう思われる方も多いのではないでしょうか。昨年の私もまさにこの状況でした。本記事をお読みいただくと以下が分かります。
ポイント
・テックアカデミーのリアルな体験談
・テックアカデミーを受講して、どんな力がついたのか?
・テックアカデミーを受講した筆者の、リアルなその後
・テックアカデミーはどんな人に向くのか?向かないのか?

本記事では、「実際に2~3か月、テックアカデミーを受講して」「実際にデータサイエンティスト(AIコンサルタント)として転職した私のリアル」をお届けしたいと思います。
結論として、自身の体験から「テックアカデミーを心からお勧めできる」と考えています。
本記事の目次は以下の通りです。
目次
1.筆者の自己紹介
以前は全くの異業種(人材マネジメント)に7年程勤めていました。私立四年制の文系出身で、学問面でも仕事面でも、統計やプログラミング、AIといった領域には無縁の世界でした。
しかし、仕事でのプロジェクトリーダーにアサイン頂いたことをきっかけに統計・プログラミングの学習を始め、データサイエンスの分野に興味を持ちました。

この、「プログラミング学習」に多大な貢献をしたのが、テックアカデミーでした。
2.私がテックアカデミーを受講したきっかけ
詳しくは上記関連記事の「私が未経験からデータサイエンティストに転職したただ1つの理由」にも書いていますが、ある日突然上司からとあるプロジェクトリーダーを任せていただきました。

時を同じくして「機械学習」の存在も知ったので、最初はudemyで機械学習の勉強をしていました。ただ、すぐに「これはudemyだけでは限界がある」と感じました。

そこで「時間をお金で買うしかない」と考え、受講したのがテックアカデミーのPython+AIのセット講座です。
どんなプログラミングスクールがあるのか全く知らなかったので、いくつかのプログラミングスクールの無料体験・無料相談会を受けました。
最終的に
・AIが学べる点
・いつでも講師に気軽に質問ができる点
・価格
・説明してくださった方の熱意
この点から、最終的にテックアカデミーに決めました。
特に、無料体験の時には、
・ぶっちゃけどれくらい早く質問には答えてくれるのか
・講師の人にもわからないことがあったらどうするの?
・どこまでの質問だったら許容範囲?
といった、私のかなり細かい質問にも非常に丁寧に対応していただき、「ここだったらしっかり力をつけられるかもしれない」と感じたことを覚えています。
3.テックアカデミーの豊富なコース一覧
テックアカデミーには本当にたくさんのコースが用意されているので、きっと目的に沿ったコースが見つけられると思います!
大きくは「プログラミング」「デザイン」「マネジメント」「トレーニング」の4つのカテゴリに分けられています。私のブログを読んでくださる方はデータサイエンス系に興味がある方が多いと思うので、そういう方は「プログラミング」の「Pythonコース」「AIコース」「データサイエンスコース」が対象になると思います。
4.テックアカデミーを受講してできるようになったこと
実際に、Python+AIのセット講座を受講して、何ができるようになったのか、解説していきます。
先に結論をお伝えしておきます。
■Python講座
Python講座を受講した結果、基礎的な文法を理解して次のAI講座に繋げるためのシンプルなコーディングができるようになりました。

「この基礎を踏まえて次に何をするか」が重要だと感じます。ですので、このPython講座はあくまで他のスキルへの架け橋だと捉えるのがいいと思います。
■AI講座
私の受講目的のメインはこちらでした。

具体的な成果は、「実務でシンプルなAIを構築して、上司にレビューまでできた」ことです。
これ、さらっと書いていますが控えめに言ってもすごいと思います。実際に作ったのは非常にシンプルなAIモデルでしたが、AIコースを受講しながら「これは今のプロジェクトに使える」と考えた内容についてテックアカデミーで学んだことを同時並行で実務に生かしてみました。
具体的には下記2つです。
・決定木モデルでのカテゴリ分けの可視化
・ロジスティック回帰モデルでのカテゴリ分類

※もちろん、実務のサポートはテックアカデミーのサービス対象外なので「あくまでテックアカデミーの教材の質問」になるように、質問の仕方には十分注意していました。
5.テックアカデミーを受講したリアルなその後
テックアカデミーの修了後、プロジェクトでも多大な成果を出すことに成功しました。

その後、「データサイエンスの分野って何か良さそうだな」と感じ、2020年4月からデータサイエンティストとして転職を果たしました。
転職して半年ほどたちまして、詳しくは「データサイエンスを勉強したら、たった1年で人生の自由度が爆上がりした話」をお読み頂きたいですが、主に以下の観点で「人生の自由度が上がった」と感じています。
1.金銭的自由度が上がった(副業を始めて自分の力で稼ぐ経験ができた)
詳しくは上記の関連記事「データサイエンスを勉強したら、たった1年で人生の自由度が爆上がりした話」に書いていますが、
データサイエンティストに転職したことで、当然、市場価値の高いスキルが身につきやすい環境になりました。
また、転職までの一連のノウハウをnote記事として販売することで、わずか4日間で約60,000円を稼ぐことができました。

2.時間的自由度が上がった(業務時間が減り、人生の豊かさが増した)

今も忙しい日々は送っていますが、それでも前より時間的な余裕が生まれ、家族と過ごす時間をしっかりとれるようになりました。
3.場所的自由度が上がった(今後の人生の選択肢が増えた)
前職は仕事柄在宅ワークが難しかったですが、今は基本的に在宅ワークができています。

私は「一生新しいことに挑戦し続ける人生を送りたい」想いがあり、その手段として「データサイエンティスト」は良いのでは?と考え転職しましたが、今のところこの判断は的確だったと思っています。
6.テックアカデミーはどんな人に向いているか/向いていないか

テックアカデミーに向いていると思う人
・主体的に学ぶ意欲がある人
・学びたい内容がある程度明確な人
テックアカデミーに向いていないと思う人
・「1から100まで全部教えてもらわないと困る」と考える人
・「コースを受講さえすれば、転職できるんですよね」と考える人
総じて、「受け身な人」には向かないと感じます。
ここまで読んでいただいた皆様は既にお気づきだと思うのですが、私自身「カリキュラムを学びながら」「実務に応用するにはどうしたらいいか」を常に考え、行動していました。
「与えられたカリキュラムさえこなせば楽々データサイエンティストやエンジニアになれる」なら世の中データサイエンティストやエンジニアで溢れかえっています。
そこまで甘い世界ではありません。厳しいですが、これが現実です。
この現実をお伝えせずに
「プログラミングスクール最高!テックアカデミーおすすめ!」とはどうしても言いたくなかったので、敢えて書きました。

7.テックアカデミーの良かった点/悪かった点
実際に受講してみて感じた、テックアカデミーの良かった点/悪かった点を解説していきます。
■良かった点
(1)週2回のビデオメンタリング

テックアカデミーでは週2回、1回30分でメンターの方ビデオメンタリングがあります。そこでの時間の使い方は自由ですが、基本的に「今の進捗報告」「slack(文章)では説明しづらい質問」をします。
週2回のビデオメンタリングがあるので、

という気持ちになり、最後まで続けることができました。また、slack(文章)だけでは説明しづらい質問も時にはあると思います。
そんなときは、私は自分の画面を共有しながらメンターの方に説明し、解説をして頂きました。
ビデオメンタリングは最初は緊張しますし抵抗がありますが、すぐに慣れます!
(2)メンターに質問し放題

プログラミングは、超初心者のころはエラーに遭遇してばかりですし、そのエラーを解決するまでに膨大な時間を費やします。
私はテックアカデミー受講前、1つのエラー解明に膨大な時間(少なくとも6時間はかけました)をかけましたが結局わからず、テックアカデミー開始後にメンターに質問をしました。
すると、
「インデントのミス(=4文字空白を開けて書き始めるか否か)ですよ」
と数分で返ってきて、すぐにエラーは解消されました。
このとき、

と心の底から感じました。もし受講していなかったら、数分で解決する内容に何時間もかけて、結局解決できなかったかもしれません。
効率も非常に悪いですし、1つのエラーでいちいち何時間も立ち止まっていたら初心者は簡単に挫折してしまうでしょう。
もちろん、思考停止で何でも聞くのではなく、ある程度自分で調べてから質問することは大前提ですがこの制度は徹底的に活用すべきです。
(3)講師の方がめちゃくちゃ優秀
当たりはずれはあるかもしれないですが、テックアカデミーの講師の方は非常に優秀だと感じます。
私はPythonとAIコースで1名ずつ講師の方に専任で担当頂きましたが、お二人とも聞いたらすぐに「あ、それはですね・・」と解説してくださりました。

私も実務で実力をつけたら、副業として是非テックアカデミーで講師をしたいと、本気で思っています。
以下の記事で、テックアカデミーを実際に受講した私のメンターレビューを紹介していますので是非こちらもチェックしてみてください。
こちらも要チェック
■悪かった点
(1)メンターによっては直前のスケジュール変更が何度かあった
これは完全にメンターによると思います。
Python講座とAI講座を受講し、AI講座の方は全くそんなことはなかったのですが、Python講座のメンターの方の話です。

本業の仕事が忙しいのはわかるので仕方ないのですが、「せっかく準備したのにな・・」と思ったことが何度かありました。
※もちろん、振替はできるのでメンタリングの回数が講師のドタキャンで減ることはありません。
(2)講座をセット受講しても、片方の講座を先に終わらせる・・といった融通は利きにくい
講座をセット受講すると、すべての講座を1名の講師の方が担当するのではなくそれぞれの講座で別々の講師の方が専任で担当されます。
私は当初、「Python+AI」講座を12週で契約したので、

と勝手に考えていました。
ただ、あくまで講師の方が分かれているので、AIコースのビデオメンタリングに入れるのは期間として半分を過ぎてからでした。
※事前に確認していなかった私が完全に悪いです。以下にしっかり記載がありました。
ですので、私が取った方法は、実際にPython講座は2~3週間でさっさと終わらせてカリキュラムはAI講座も先に見れる状態だったのでAI講座のカリキュラムをどんどん進める
→AI講座が7週目から始まるときには大半のカリキュラムは終わっており、講師の方に「不明点の質問」をまとめてできるようにしておきました。

そうすることで、同時並行で走らせていた実務で実際に詰まった質問を、残りの期間でメンターの方にしていました。
※何度もお伝えして恐縮ですが、実務のサポートはテックアカデミーのサービス対象外ですので、質問をする時はテックアカデミーのカリキュラムに即した質問をするように心がけていました。
(3)受講料が安くはない
これは「悪い点」では必ずしもないと思いますが、テックアカデミーの受講料は決して安いとは言えません。
こちらは、2020年10月25日現在のPython+AIセット講座の料金表です。
受講期間によって料金が変わります。一番短い8週間プランでも、社会人の場合は25万円前後です。
ただし、受講料それ自体は決して安くはないですが、本気で努力すれば十分元が取れるだけの価値があると、私は感じます。
私自身は、「4.テックアカデミーを受講したリアルなその後」でも書きましたが、以下の自分が実際に得たメリットを考えると30万円超のコストは既に十分回収できていると感じます。
※特に、超ブラックな働き方から脱して自由度の高い人生を歩み始められている点では、お金には替えがたい価値を感じています。

こちらも要チェック
8.テックアカデミーの転職サポート
テックアカデミーの受講を検討する方の大半は何かしら目的があると思います。
・転職を考えているのでスキルを付けたい
・転職までは考えてないけど将来のためにスキルを付けておきたい
こんなところでしょうか。テックアカデミーでは卒業後に「テックアカデミーキャリア」というサービスで転職サポートを受けることができます。

受講だけでなくその後のサポートまでしてくれるのは手厚いですね。もちろん受講しただけで必ず転職できるなんて甘い話はないですが、転職も視野に入れている方は積極的に活用してみてはいかがでしょうか。
9.まとめ
いかがでしたでしょうか。
私のリアルなテックアカデミーの体験談をお伝えしてきました。

受講料も決して安くない金額ですが、それでも既に受講料をペイできていると、私自身は感じています。
とはいえ、さすがにいきなり大金を支払うことに躊躇すると思います。
記事の冒頭でも書きましたが、私はテックアカデミーの無料体験をして、「ここだったら力をしっかりつけられるかもしれない」と思うことができたので、入会を決めました。
もちろん1回の体験だけで全てがわかるわけではないですが、まずは気軽に無料体験をしてみて自分に合っているかを確認してみるのもいいと思います!
※テックアカデミーの無料体験はwebアプリケーションの無料体験のみですが、ビデオメンタリングやチャットでの質問を無料で体験できるので、「雰囲気」を掴みたい方は是非申し込んでみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。