統計

統計検定3級の難易度・勉強方法を満点合格の筆者が解説

 

・データサイエンスの勉強を始めたから、まずは「統計検定3級」を受けてみようかな。
・そもそも3級って取って役に立つのかな

こう思われる方も多いのではないでしょうか。

本記事をお読みいただくと、以下が解決されます。

ポイント

・統計検定3級の内容がどのように役立つかわかる

・統計検定3級の難易度、必要な目安勉強時間がわかる

・統計検定3級の効果的な勉強方法が分かる

筆者は昨年の3月に統計検定3級をCBT受験し、満点合格しておりますので本記事の信頼性も高いものと感じています。
※ちなみに満点合格すると、こんな表彰状が送られてきました。

また、2020年4月からデータサイエンティスト(AIコンサルタント)として転職もしておりますので、

 

まだ半年の実務経験ではありますが、現場で働いている立場からも

 

「統計検定3級がどのような面で役立つか」「どのように勉強すれば後々”生きる”力になるか」

 

という観点で、意見をお伝えできると思います。

 

本記事の目次は以下の通りです。

①統計検定3級の内容がどのように役立つか

結論、転職や実務で「ものすごくプラスになる」内容ではないですが、

 

「最低限の基礎の証明になる」「恥をかかない最低限の会話ができるようになる」

 

という観点で、統計検定3級は非常に有用だと思います

 

例えば、ニュースではよく以下の様な「平均」の話題が取り上げられると思います。

「平均年収がいくら上がった/下がった」
「全国で平均●人が△△した」

 

統計を知らないと、

えー!?平均がこれだけ上がったんだって!!すごい良かったじゃん!!!

という反応になると思いますが、少しでも統計検定3級の範囲を理解していると、

平均ということは、一部の極端な数値の人が平均を引き上げている可能性があるな。中央値も知りたい。この情報だけじゃ何とも言えないな。

という考えを持つことができます(この考え方の是非はさておき)。

 

「なんだ、そんなことか」と思われるかもしれませんが、こういった基本的なことを知らずに人と会話をすると、

 

この人統計のこと全然わかってないんだな・・」と心の中で思われる可能性が高く、

 

例えばデータサイエンティストを目指していたり、社内でデータを扱う仕事をしたい場合、

不用意に自分の評価を下げかねません

 

私の職場でもたまにこの”平均”が話題に上がりますが、

「平均」だけで物事を考えると色んな勘違いを引き起こしやすいですよね、という話によくなります。

 

この意味で、統計検定3級の内容を理解していれば

「最低限の基礎の証明になる」「恥をかかない最低限の会話ができる」

 

という観点で、私は非常に有用な資格だと思っています

②統計検定3級の難易度、必要な目安勉強時間について

■難易度

いくつかのサイトを見ると、統計検定3級の合格率はおおよそ65%前後であることがわかり、そこまで難しくはありません。

ただ、私の感覚ですが、統計検定は

 

まだまだ世間的な認知は低い資格なので、受験しに来る人はそれなりにきちんと勉強をした人が多いため、

 

甘く見ていると不合格になる印象です。

■目安勉強時間

もちろん個人の背景にもよるので一概には言えませんが、知識0から目指す場合、下記が目安になると思います。

合格さえできればいい、という場合→30時間程度

実務等で”きちんと使える”知識にしたい場合→40~50時間程度

 

後者は、例えば実務でデータサイエンスを扱ってみたい/データサイエンティストに興味がある、というケースです。

こういった方は、統計検定3級においては限りなく満点に近い点数を目指して勉強する必要があると思います。

次の章で、パターン別の勉強方法を紹介していきます。

③統計検定3級の効果的な勉強方法について

■お勧め教材

1.文系でも仕事に使える統計学はじめの一歩

こちらは、私が統計の面白さにはまったきっかけの本です。

 

非常にわかりやすく、

 

「統計ってなに?」

「難しい説明とかマジで無理です」という方に、

 

心の底からお勧めする一冊です。

 

初心者向けの統計の本はたくさんありますが、迷ったらまずはこれ、と自信を持って読者の皆様にお勧めできます

 

2.【ゼロからおさらい】統計学の基礎

こちらはudemy動画です。


 

 

 

 

こちらは動画で非常に実践的な内容を学べるので、

 

1の文系でも仕事に使える統計学はじめの一歩の次に学習することを強くお勧めします。

 

3.「統計検定3級・4級公式問題集

統計検定3級について言及しているサイトをいくつか見るとわかりますが、「公式テキスト」は不要と皆さん書かれています。

私も一応購入しましたが、結論、公式テキストは不要だと思います

初心者に非常に分かりづらいのと、上記お勧め教材で十分だと感じるためです。

 

■関連記事

今回は統計検定3級合格を目的にした記事なので詳細は割愛しますが、

 

「統計の入門勉強法」の記事でも1,2の

教材をお勧めしているので、よろしければこちらの記事もご覧ください。

 

■お勧め勉強法 ※各STEPの右側に目安時間記載

結論から記載します。

 

パターン1 合格さえできればいい、という場合

step
1
お勧め教材3の公式問題集を1回分解く:1時間

※知識0の状態でOK

※問題集を「眺めるだけでなく、手を動かすこと」が大切

step
2
お勧め教材1の本を3章まで読み進め、理解する:6時間

step
3
お勧め教材2のudemy講座の2章までを理解する:3時間

※統計検定3級の範囲外の内容も含まれるため、1章:基本統計量、2章:確率分布でOK

step
4
STEP1で試しに解いた公式問題集1回分を再度解きなおす:3時間

※お勧め教材1,2を見ながらでOK

※このとき、知識問題でお勧め教材1,2に載っていない内容があればメモしておき別途復習する。

step
5
何も見ずに、公式問題集の3級の箇所を繰り返し解いて、間違えた箇所の復習をする:15時間

 

パターン2 実務等で”使える”知識にしたい場合

step
1-4
パターン1と同じ

step
5
公式問題集を解く際、計算問題以外の問について、正解以外の選択肢は「なぜ不正解なのか」まで説明できるようにする

 

ポイントは、以下の通りです。

●STEP1

知識0の状態でいいので、勉強するより先に公式問題集を1回分解くことです。

 

全体の外観もつかめますし、何より、

 

「知識がなくても解ける問題」が意外にあることがわかります(グラフから読み解いたり計算する問題)。

 

統計検定は電卓が使えるので、是非尻込みせずに電卓片手に挑戦しましょう。

 

0点上等!の気持ちです。

 

「全部勉強してから公式問題集を解いてみよう」とは決して思わないことです、効率が悪すぎます。

●STEP5

ここがパターン1と2でやややり方が異なります。(そしてパターン2は割とハードです)

知識系の問題では、判断に悩む選択肢もありますが、

 

「明らかにこれが正解」とわかる問題が一定数あります

その場合、他の微妙な選択肢を理解していなくても、正解自体は可能です。

 

パターン1の方の場合は、このレベルで終えて問題ないです。

 

パターン2の方は、実際に実務等で使う場合、

 

その用語や知識の意味や背景を理解しておく必要」があります。

 

特に、3級レベルであれば各用語についてしっかり理解をすることは必須です。

 

その意味で、「あれ、この選択肢の内容、あっているか間違っているか微妙だな」という選択肢については印をつけておき

後から見直しましょう。

 

理想は、すべての選択肢について「なぜこれは間違っているのか/正しいのか」が自分の口で説明できることです。

 

私はここまでやって、受験当日に満点合格をしました。

④まとめ

①統計検定3級の内容がどのように役立つか
「最低限の基礎の証明になる」「恥をかかない最低限の会話ができるようになる」

②統計検定3級の難易度、必要な目安勉強時間について
→あくまで目安だが合格さえできればよい方は30時間程度、実務で使えるようにしたい場合は40~50時間程度

③統計検定3級の効果的な勉強方法について
→お勧め教材を利用して、STEP1~5を実践

統計検定3級は言ってしまえばただの資格ですが、データサイエンスの入り口としては非常に大切な「はじめの一歩」だと思います。

是非皆さんも高得点を目指してください!

 

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