
こんな風に考えている方は多いのではないでしょうか。
本記事をお読みいただくと以下が分かります。
ポイント
1.統計を勉強する必要性が分かる
2.統計のおすすめ本・動画講座が分かる【結論:難しい本や高額教材は不要】
3.効果的な勉強方法が分かる【基礎統計は実践がお勧め】
「統計 入門」や「統計 初心者」等で検索すると、統計の本や動画講座をただ羅列しただけのサイトが非常に多いです。

この記事では、
実際に自分が使ってみて、心からおすすめできる本・講座
だけを紹介していきますので、この記事の信憑性も高いと考えています。
本記事の目次は以下の通りです。
1.統計を勉強する必要性
統計ってどんなものか、イメージがつくでしょうか?統計とは、今あるデータから特徴や傾向を数値的に明らかにしていくことです。
データがただあるだけだと何もわからないですが、統計を使うことでデータの特徴を掴み、仕事の課題を見つけたりすることができます。

また、基礎統計(統計検定3級レベル程度)はデータサイエンティストとかそういう専門的な仕事じゃなかったとしても必要な知識だと、転職して思うようになりました。
例えば、ニュースではよく以下のように「平均」の話題が取り上げられると思います。
「平均年収がいくら上がった/下がった」
「全国で平均●人が△△した」
統計を知らないと、

という反応になると思いますが、少しでも統計を理解していると、

と、より深く考えることができます。
「なんだ、そんなことか」と思われるかもしれませんが、こういった基本的なことを知らずに人と会話をすると、「この人統計のこと全然わかってないんだな・・」と心の中で思われる可能性が高く、自分の評価を必要以上に下げかねません。

2.統計のおすすめ本・動画講座【結論:難しい本や高額教材は不要】
統計はまずどの範囲を勉強すればいいのかというと、たとえば
中央値・四分位数・分散・標準偏差・区間推定・仮説検定
です。これらの内容をおさえておけば、入門としては十分でしょう。

まずは本記事でお勧めする書籍・動画教材で学習していただき、より統計を深く学びたいと思った方はスクールへの通学を検討するのがいいと思います。
早速、お勧め書籍・動画講座の紹介をしていきます!
圧倒的お勧め書籍

私はたまたま地元の本屋で統計の本を探していて、この本と出会いました。
地元の本屋は小さく、統計の本がこの1冊しか見当たらず購入したのがきっかけでした。
その時は「平均」と「中央値」の違いもよく分かっていない状態だったのでこの本がおもしろくておもしろくて、時間を忘れて読み進めたことを覚えています。
この本で特に衝撃的だったのは以下の3つです。
・「ゴミデータからは、ゴミ解析しか生まれない」という事実(プロローグ)

・「統計学マップ」の存在(第1章)

分散と標準偏差の説明(第3章)
私はこの本のおかげで分散と標準偏差の概念を理解することができました。
本の中で紹介される実例が丁寧で、非常に分かりやすかったです。
圧倒的お勧め動画講座(udemy)
こちらも、先ほどの書籍と並んで非常におすすめの動画講座です。
特におすすめなのは「仮説検定」の章で、非常に実践的な例が盛り込まれていてわかりやすいです。

私はこの動画を参考に実際にエクセルを使って仕事で仮説検定を行い、
今回新しく試した施策は統計的に効果があったと言えるのか
を上司にレビューし、無事承認を得ることができました。
実践力までしっかりつけるために、非常におすすめです。
3.効果的な勉強方法【基礎統計は実践がお勧め】
ここでは、先ほどのおすすめ教材を使用して「どのように勉強すれば効果的か」、紹介していきたいと思います。

「本を読むだけ」「動画を観るだけ」だと、ぶっちゃけ力はつきません。「頭で理解すること」と「実際に使えること」の間には雲泥の差があります。
統計も、「使えて始めて役に立つ」ものです。特に、基礎統計は実務で使えるものばかりですので、積極的に使って、理解を深めていきましょう。

私が前職で実際におすすめの書籍・動画講座で学んだことをどのように実務に生かしていたか、少しだけ紹介します。
(1)基礎統計量の算出
これは、今すぐにでも試せるものです。
職場のデータでも、手元にあるデータでも何でもいいのですが、エクセルで
「平均」「中央値」「分散」「標準偏差」を出してみましょう。

(2)仮説検定の実施
実務だと今日すぐにできることが少ないかもしれないですが、
「仮説検定を実際にやってみたことがある素人」は非常に少ないと思います。
私自身も全くの素人の状態で、先ほど紹介した動画講座を何度も観ながらエクセルで実践し、非常にシンプルな内容ではありますが、仮説検定を実施し、実務に生かすことができました。

4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
書籍と動画講座を1つずつ紹介しましたが、入門時はこの2つで十分です。
今回紹介した本・udemy講座で勉強すれば基礎的な統計のスキルは十分身についているので、次は統計検定2級の勉強や統計以外のデータサイエンス分野の勉強に進むといいと思います。
「統計の勉強を実際に始めてみる人」でまず少数派に入れますが、「勉強はなんとなくしてみたけど、それで終わり」の人が大半だと思います。

是非今回おすすめした教材を使って、統計の面白さに触れてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
以下の記事では統計だけでなく、データサイエンス全般のおすすめudemy講座をまとめているので是非チェックしてみてください。