

本記事をお読みいただくと以下がわかります。
・テックアカデミーのAIコースで何を学べるか
・テックアカデミーのAIコースを受講していた私は何ができるようになったか?

本記事の目次は以下の通りです。
1.自己紹介
以前は全くの異業種(人材マネジメント)に7年程勤めていました。
私立四年制の文系出身で、勉強でも仕事でも、統計やプログラミング・AIといった領域には無縁の世界でした。
しかし仕事でプロジェクトリーダーにアサイン頂いたことをきっかけに統計・プログラミングの学習を始め、データサイエンスの分野に興味を持ちました。
その結果、2020年4月からビジネス寄りのデータサイエンティスト(AIコンサルタント)として未経験転職を果たしました。
この、「プログラミング学習」に多大な貢献をしたのが、テックアカデミーでした。
私はテックアカデミーのPython+AIのセット講座を受講し、その内容をもとに実務で簡単なAIモデルを作りました。
そのときの成果も武器に、この4月からAIコンサルタントとして転職を果たしています。
2.テックアカデミーのAIコースで学べること

テックアカデミーのAIコースでは、「主な機械学習モデルの概要・数式的な意味・実装のやり方」を学ぶことができます。
機械学習モデルは主に以下のモデルについて学びます。
・線形回帰
・ロジスティック回帰
・決定木
・ランダムフォレスト
・クラスタリング
・文章データ
・画像データ
・ディープラーニング
結構盛りだくさんですよね。




このようにあくまで私の感想ですが、「この機械学習モデルはどういうもので」「実装するにはこういうコーディングをすればいい」という点はテキストだけでもそこまで困らずに理解することができました。
ただ、数式を使って背景が説明されている部分は初心者にはいきなりは理解が難しいと、率直に感じました。もし数学的な背景までしっかり理解したいという場合は(そして本当は理解する必要があります)カリキュラム以外に自分で線形代数や偏微分の勉強をしながら受講する必要があると思います。
ただ私は、大切なのはプログラミングスクールを受講して自分がどこを目指したいのかをしっかり設定することだと思っています。
正直、プログラミングスクールを受講するだけでAIを自由自在に扱えて数式も完璧に理解するというのは非常にハードルが高いと思います。
私の場合はTwitterやこのブログの記事、noteでも頻繁に発信していますが
プログラミングスクールに通って(前職での)実務で成果を出すこと
が目的でした。ですので、数式的な背景ももちろん学んだ方が良かったのですがそのときの私は

だったので数式的な理解は後回しにして、どんどんカリキュラムを進めていきました。
まとめ
ここまで、テックアカデミーのAIコースを受講して何が学べるのか?を紹介してきました。


3.テックアカデミーのAIコースを受講した私の体験談
先ほども書いたように、私は前職で成果を出すためにテックアカデミーのAIコースを受講しました。
テックアカデミーのAIコースを受講する中で、おもしろいと思ったのは
決定木
という機械学習モデルです。決定木自体は非常にシンプルなモデルですが、私がおもしろいと思ったのは「決定木はAIとかを知らない人でも直感的に理解しやすい」という点でした。
前職はAIとかそういった類の話と無縁の仕事だったので、複雑な話をしても上司や周囲から受け入れてもらえないことは確実でした。
決定木はAI素人の私でも直感的に何をしているのかわかりやすかったので、テックアカデミーのカリキュラムの中でも特に決定木を深く勉強しようと決めました。
というのも、実は決定木には以下のように「なんでAIはこの判断を下したのか」を可視化するツールがあるんです。
この図自体は以前に私がQiitaに投稿した「【機械学習】決定木をscikit-learnと数学の両方から理解する」からの引用です。
「部屋のサイズ」「何階の部屋か」「オートロックかどうか」をAIモデルに学習させて、その部屋が借りられるかどうかを予測するAIモデルを作ってみました。
※ここは決定木に興味がある方だけ読んでください※
そこで作ったAIモデルを上のように図で表すと、1番上の水色の箱に「size <= 27.5」とあると思います。
これ自体は私が適当に作った例題で、部屋のサイズが27.5㎡より小さくなければ(Falseの方に進む)=すなわち27.5㎡より大きければ青い箱に進みます。
この青い箱を見ると「class = True」と書いてあり、つまり「その部屋は借りられた」ことを意味します。
AIがどうやって判断してその結果を出したのか
が上のように図示されていると、AIのことをわかっていない人でも直感的に理解しやすいですよね!

まとめ
このように、自分が何を学びたいのか?によって興味がある内容があるはずです。
その分野をさらに深く調べ、自分で試してみてメンターに質問しながら応用力をつけていくのが理想的な成長ではないかと感じます。
私はこのテックアカデミーのAIコースで学んだ決定木を実務に生かすことでプロジェクトで成果を出し、その成果も武器にビジネス寄りのデータサイエンティストとして転職することができました。
転職するために受講したわけではなかったですが、非常に多くのことを学ぶことができて大満足でした。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
テックアカデミーのAIコースで学べること、具体的に私がどんな学び方をしたのか?について紹介してきました。
プログラミングスクールは無駄だという人も多いですが、自分の強い目的意識さえあればプログラミングスクールは非常に強力なツールになると思います。
本記事をお読みいただいた皆さんも、テックアカデミーのAIコースを受講して新しいスキルアップに挑戦してみてはいかがでしょうか。
以下の記事でもテックアカデミーについて私の体験談を載せているので、是非チェックしてみてください。
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最後までお読みいただきありがとうございました。