

こう思う人も多いのではないでしょうか。
この記事をお読みいただくと以下がわかります。
ポイント
・テックアカデミーのメンターは何をしてくれる人なのか
・テックアカデミーのメンターになれるのはどんな人か
・テックアカデミーを実際に受講した私のメンター2人がどんな人だったか
私は去年、前職のプロジェクトで成果を出すためにテックアカデミーの「Python+AI講座」を受講し、
その成果も武器にこの4月からビジネス寄りのデータサイエンティスト(AIコンサルタント)として転職を果たしました。
自分で言うのもなんですが、「テックアカデミーを使い倒した」と思っているので、うまい使い方も紹介していこうと思います。
本記事の目次は以下の通りです。
目次
1.自己紹介
以前は全くの異業種(人材マネジメント)に7年程勤めていました。
私立四年制の文系出身で、勉強でも仕事でも、統計やプログラミング・AIといった領域には無縁の世界でした。
しかし仕事でプロジェクトリーダーにアサイン頂いたことをきっかけに統計・プログラミングの学習を始め、データサイエンスの分野に興味を持ちました。
その結果、2020年4月からビジネス寄りのデータサイエンティスト(AIコンサルタント)として未経験転職を果たしました。
この、「プログラミング学習」に多大な貢献をしたのが、テックアカデミーでした。
私はテックアカデミーのPython+AIのセット講座を受講し、その内容をもとに実務で簡単なAIモデルを作りました。
そのときの成果も武器に、この4月からAIコンサルタントとして転職を果たしています。
このときの受講体験をもとに、次からテックアカデミーのメンターについて紹介していきます!
2.テックアカデミーのメンターの役割
テックアカデミーのメンターには、大きく以下の3つの役割があります。
(1)質問対応(チャットサポート)
カリキュラムを進める上でわからないことがあった場合は、slackというオンラインツールを利用して講師に質問をすることができます。
テックアカデミーでは講師の方が毎日15時~23時の間で質問対応をしてくださります。
(こちらからは24時間いつでも送れるのですが、講師から返答が来るのは毎日15時~23時という意味です。)
ここについてはもう少し対応時間を拡大してほしいという要望が受講生からは多く、私もシフト制とかでもう少し時間を拡大してもらえるとありがたいなと思っていました。
今後に期待です。
(2)課題レビュー(回数無制限)
各コースのカリキュラムを進めていくと、課題(宿題のようなもの)が適宜出題されます。
この課題を提出して、自分が書いたコードに不備があった場合は不合格になり、再提出が必要です。
この課題レビューも合格するまで回数無制限でメンターの方にチェックいただけます。
(3)マンツーマンのビデオメンタリング(週2回)
これがテックアカデミー最大の売りといっても過言ではないと思います。
テックアカデミーの講座を受講すると、基本的に1つの講座につき専任のメンターの方が1名ついてくださります。
(2つの講座をセット受講した場合はメンターは別々の方で計2名になります。)
この専任のメンターの方が週2回、マンツーマンでビデオメンタリングをしてくださります。
ここではカリキュラムの進捗管理や質問対応がメインで行われます。
(詳細は後ほど書きます。)
3.テックアカデミーのメンターは誰がなれるのか
テックアカデミーのメンターは、皆さん「プロの現役エンジニア」です。
たまに実務を経験していない方が中心に教えているプログラミングスクールがあります。
もちろん実務を経験していないこと自体が悪いわけではないですが、実務経験を経ているからこそ
カリキュラムではここまでしか書いてないけど、実務ではこんなシンプルじゃない。たとえばここからさらにこういうことをしていきますよ。
といった、現場で働くエンジニアの方の「リアルな生きた話」を聞くことができるので、
・転職を考えている
・仕事でプログラミングやAIを使えるようになりたい
と思っている方は、絶対に現役のエンジニアの方が講師をしているプログラミングスクールを選ぶべきだと思います。
4.私のメンター紹介
私はPython+AIのセット講座を受講して、1名ずつメンターの方がついてくださりました。
■Python講座のメンター
Python講座の方は男性で、製造業で品質管理をしているエンジニアの方でした。
私も当時プロジェクトで成果を出したかった分野がまさに「品質管理」だったので、カリキュラムの内容ももちろんですが、

こんな質問をよくメンターの方にしていました。
■AI講座のメンター
こちらは女性で、海外でエンジニアとして働かれている方でした。
またこの方は統計学専門の方だったので、AI講座ももちろん丁寧に教えていただきつつも
AIっていう言葉に踊らされたらいけないですよ!
とよく私に言ってくださり、転職した今はこのときのメンターの方が仰っていた意味がすごくよく分かります。
次から、このお二人の「質問対応」「課題レビュー」「ビデオメンタリング」がどうだったか、紹介していきます。
5.テックアカデミーのメンターの質問対応
先ほど書いたとおり、質問対応は基本的にslackというオンラインのツールを利用して行います。
ネットでテックアカデミーの口コミ検索をするとよく出てくるのは、
良い点としては「質問対応のスピードの速さ」で、
悪い点としては「質問の回答がURLを貼られただけだった(=雑だった)」という内容が多いと思います。
■質問対応の速さとクオリティ
私の場合、質問対応は特に「遅い」と感じたことはありません。
また、質問の回答も非常に丁寧に回答いただけて、ネットで見かけるような雑な対応は一切なかったです。
例えばPython講座のメンターの方は、私が「エラーになって困っているプログラムコード」を送ると修正する部分の指摘だけではなく、
このサイトのこの部分も併せてみておくと今後応用が利くようになりますよ
と教えてくださりました。
その時困っているエラーの解消だけでなく、「プログラミングスクールを卒業した後も自分で成長していけるような補足説明」をこまめにしてくださり、質問対応としては十二分な対応だったと思っています。
ここで「質問対応の速さ」について補足ですが、私が受講した昨年(2019年)のPython+AI講座では、質問対応もマンツーマンで専任のメンターの方が対応されていました。
今はテックアカデミーのサイトを見ると、質問対応は専任ではなく複数のメンターの方が対応されているようです。
私の受講開始前も質問対応は専任ではなく複数のメンターがされていたようなので、たまたま私が受講した一時期だけ専任のメンターが質問対応をしていたのか、今となっては謎です。
専任のメンターの方でさえ質問対応は比較的早かった(その日中には少なくとも返信があり、基本的には数時間以内に返信はあった)ですが、
複数のメンターから質問対応を受けたテックアカデミーの他の方の口コミを見ると、返答が数分で回答が返ってくることが多いようです!驚きました。
なので、質問への返答時間という意味では今は私の時より何倍もスムーズに受講できるのだと思います。
(数分で返答が来るとか、すごい・・と本当に思います)
■質問を送るときの注意点
余談ですが、質問を送るときは以下3点は気を付けるようにしましょう。
ポイント
1.カリキュラムのどこで躓いているのか
2.どこまでは自分で調べたのか
3.講師に何を答えてほしいのか
当然ですが、「何を聞きたいのかよくわからない質問」にはメンターの方も返答のしようがありません。
また、人に説明すること自体が自分の勉強にもなりますので、是非上の3点は注意しましょう。
6.テックアカデミーのメンターの課題レビュー
「合格するまで回数無制限の課題レビュー」と書きましたが、
私は不合格になることはありませんでしたので、基本的に各課題で1回ずつのレビューでした。
自慢ではなく、PythonやAI講座は自分の手元できちんと動けばそのコード自体は間違ってはいないので、不合格になることは基本的にはありません。
なので、手元でうまく動かない・エラーになる場合はそもそもメンターに質問するため、
課題で不合格にはならなかったという意味です。
ただ、課題レビューのコメントを毎回私は楽しみにしていました。
というのも、コードも「ただ動けば合格」ではなく例えば少し無駄なコードの書き方をしている場合、
このコードは少し無駄が多いので、こういう風に書くとシンプルに書けますよ。あと、実際の処理もこっちの方が速いです。今はシンプルなコードなので処理速度は気にならないと思いますが、仕事で使うなら絶対この書き方にしてくださいね。
というアドバイスを私のメンターの方はしてくださりました。
これは必ずしも全員の講師の方がしてくださるわけではないと思いますが、ネット上の他の方の体験談を見てみると、私と同じようにアドバイスをくださる講師の方は多いようです。
7.テックアカデミーのビデオメンタリング
テックアカデミーでは、おそらくこのビデオメンタリングが一番の売りだとおもいます。
専任のメンターの方が、週2回(1回30分)マンツーマンでビデオメンタリングしてくださります。
私はこのビデオメンタリングを徹底的に使い倒しました。
というのも、このビデオメンタリングは基本的には以下の目的で実施されます。
・受講生の進捗確認
・質問対応
・・・みなさん、気づくでしょうか。
つまり、もちろんメンターの方にもよるのですが、「特に進捗に問題がなく、質問もない場合」はビデオメンタリングがこんな感じになります。



これは非常にもったいないです!!!!
本当にもったいない。まったくもって、もったいない。
もちろん今出したのは極端な例なので、もう少しメンターの方も何か言ってくれるとは思います。
ただ、せっかく安くはないお金を払っているのだから自分の身になる場に、自分の力でしていく必要があります。
ですので、私はビデオメンタリングの前に毎回必ず「アジェンダ」を準備していました。
とある日のアジェンダ
①質問(10分)
カリキュラムの〇章の▲の部分。slackで返答してくださった××の意味を口頭でもう1回教えてください
②相談事項(15分)
カリキュラムのこの部分を、仕事でも使ってみようとしているがこういう場所でエラーになる。なにか気づく点はありますか?
③予備(5分)
こんな感じで事前にメモをして、メンタリングが始まったら自分のデスクトップ共有をして「今日はこういう風に進めたいです」と話すようにしていました。
こうすることでメンターも時間を意識して進めてくださるので、30分の貴重な時間をすごく有意義に使えたと感じます。
私のメンターのお二人もビデオメンタリングは本当に熱心に対応してくださりました。
たとえばAI講座のメンターの方は私のモチベーションが後半少し疲れ気味で失速しているとき、
仕事で忙しい中本当によくここまでやってきてます、すごいですよ!!
と言ってくれました・・・そのとき仕事とプログラミングスクールの両立で疲れ切っていたので、めちゃくちゃ心にしみました。
本当に、あの激務の中でなんとか受講を続けてプロジェクトでも成果を出せたのはこのときのAI講座のメンターのおかげだと、わりと本気で思っています。
もちろんPython講座のメンターもすごく良い方だったのですがPython講座を先に受けていた時はそこまで仕事が忙しくなかったので、モチベーションは落ちていない状況で受講を続けられたのです。
AI講座のときは仕事も忙しいし、でもプロジェクトで成果を出すためにテックアカデミーを受講したんだからやり切らないとという思いで、本当に必死でした。
自分が本気になれば、メンターの方も必ず誠意をもって応えてくださると、私は自分自身が受講して感じました。
最後に
ここまでの「質問対応・課題レビュー・ビデオメンタリングでの対応」からテックアカデミーのメンターは自分にとって本当に満足だったと感じています。
ただ、もちろん人によっては相性が合わなかったり、時にはいわゆる「はずれ」のようなメンターに当たってしまうこともあると思います。
メンターの変更についてホームページの利用規約を見ると、6条に以下の記載があります。
会員は担当メンターの指名および変更は行えないものとします。
ただし、当社が担当メンター変更の必要があると認めた場合はこの限りではありません。
安易に「この人なんかやだ!」とかは受け付けられないと思いますが、
明らかにメンター側に問題がある場合はこの限りではないという感じですね。
なので、明らかに問題があるメンターがいた場合は変更していただける可能性が高いと思いますので、
プログラミングスクールが初めてという方も安心していいのではないでしょうか。
8.まとめ
いかがでしたでしょうか。
プログラミングスクールは悪い評判や口コミが多いですが、
私自身はプログラミングスクールを受講して心の底から自分の人生が変わったと思っています。
データサイエンティストとして転職もして、その経験を生かしてこのブログを始めることもできました。
何か新しいことに挑戦してみたい方は、是非テックアカデミーの受講を検討してみることをおすすめします。
以下の関連記事から、テックアカデミーを受講して感じたことをメンター以外の切り口からも解説しているので、こちらも是非チェックしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。