
というのも、こんな想いを前から持っていました。

本記事では「未経験からデータサイエンティストに転職して半年たったので振り返る」の続編として10月~12月の振り返りを書いていこうと思います。
「データを扱う仕事に興味がある」「いわゆるビジネス寄りのデータサイエンティストに興味がある」という方向けに、「データサイエンティストになった後の話」をもちろん限度はありますが、赤裸々にお伝えしていこうと思います!
前提
・あくまで転職後、たった9か月時点での振り返りなので「これが全て」「絶対正しい」と主張したいものではありません。
私自身、あとから考えが変わることは十分にあるはずです。
・転職して強く感じましたが、「データサイエンティスト」とは現状は非常に曖昧な名前で、実態の仕事は業界・企業によってかなり異なります。
ですので、あくまで全世界にたくさんいる、いわゆる「データサイエンティスト」の中の一人の話と捉えていただけますと幸いです。
自己紹介
前職は全くの異業種に7年程勤め、2020年4月からデータサイエンティスト(AIコンサルタント)として転職しました。
それまではいわゆるデータサイエンスには無縁で、文系私立四年制の大学を卒業し、仕事でも統計やプログラミングを使うなんてことは一切ありませんでした。
しかし、ひょんなことから昨年プロジェクトリーダーをアサイン頂き、”突き抜けた”成果を出したいと感じた私は、統計やプログラミングを勉強し始めました。
そこで機械学習の面白さにも触れ、転職を決意しました(転職した詳しい理由を知りたい方は以下の関連記事をお読みください)。
2020年4月からいわゆるビジネス寄りのデータサイエンティストとして転職し、PMとして独り立ちできるように日々精進しています。

本記事の目次は以下の通りです。
1.未経験からデータサイエンティストに転職して半年の振り返り(4月~9月)
4月~9月の振り返りは以下の記事にまとめているので、こちらをご覧ください。
半年の振り返り記事

上の記事にもまとめとして載せていますが、半年たった時点の私の気づきはこちらです。
こんな私が、10月~12月はどう過ごしていたのか早速次から紹介していきます。
2.未経験からデータサイエンティストに転職して9か月の振り返り(10月~12月)

①新プロジェクト加入
10月頃から新しいプロジェクトにアサイン頂きました。もちろんあまり細かくは書けないのですがざっくり以下のイメージです。
まず、PM(プロジェクトマネージャー)の先輩がお客様と会話をしてお客様の課題をヒアリングしてきます。

そして、社内ではこんな感じです。

そこで私がお客様のデータを頂いて、やったことは主に以下です。
・課題から逆算して、どんな分析をしたら筋がよさそうか考える
→先輩・上司に相談して意見を頂きながら方向性を考える
・実際にデータ分析をして、仮説と合致するか?追加でわかったことがあるかの考察
→以下これをひたすら繰り返し、お客さんへの報告ができる形に仕上げていく。
このプロジェクト自体はまだ続きますが一旦12月が区切りです。3か月間関わらせていただいて感じるのは、1点目の「課題から逆算して、どんな分析をしたら筋がよさそうか考える」ことの大切さです。

私は前職のときからこういう仮説を立てて分析→検証をすることが大好きだったので、自分で言うのも何ですが前職の経験をかなり良い形で生かせていると感じます。
(こういう経験があってのポテンシャル採用なので、最近は少しずつ自分の良い点を生かし始められている気がしてすごく嬉しいです。)

②お客様への提案活動
ありがたいことにこの不況の折でも会社へお問い合わせをかなり多く頂くので、私もお客様への提案書作成・提案の場への参加をさせていただけるようになりました。

当然と言えば当然なのですが、お客様への提案は自分がその提案に対して深い理解をしていないと「自分の言葉で」説明することができません。
ですので、お客様に「私たちはこういうAIを作ることで御社の課題を解決します!」と提案する必要があるのですが、肝心のAIの中身への理解がまだまだ浅い私は実力不足を痛感する日々でした。
とはいえ、少ない情報(お客様からなんでもかんでも詳しい情報をきけるわけではないので)から「お客様の課題が何か?」「どんなことができればその課題は解決できそうか?」と考えることは先ほどの新プロジェクト同様得意だったので、課題設定の面では貢献できたと(勝手に)感じています。

というもの私は前職で7年間働いていたのですが、いわゆる「お客様」と対峙することはほとんどなく、自分がお客側であることが多かったのです。
(もちろんお客様対応をすることもありましたが、頻度はめちゃくちゃ少なかったです)
なので次なる私の目標はお客様への提案活動を自分でできることなのですが、これはかなり憂鬱・・と思っています。慣れが全てだと思い、頑張ります。
③スキルをつける(Python)
少し毛色は変わりますが、①②の仕事を進めながらもスキルはきちんとつけておかないとという気持ちから、「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」を10月頃から勉強し始め、11月に満点合格することができました・・・!
✅めちゃくちゃ嬉しい共有です‼️‼️
pythonエンジニア認定データ分析試験を先程受験しまして、
なんと
満点合格
しました‼️‼️‼️‼️😭💮今週、これはまじでやばいと思って
かなり追い込みました💦本当によかった、、!! pic.twitter.com/kLA6RfqHIv
— Hawaii@AIコンサルタント (@Hawaii07597403) November 7, 2020

3か月間のまとめ
ここまで、私が7か月目~9か月目の3か月間で取り組んだことを紹介してきました。
細かいことを書くともっと色々あるのですが、主だった内容を中心に紹介しました。

3.2021年の目標
12月もまだ半月残っていますが、2021年の目標を少し考えてみたので紹介します。
1.場数を踏む
前職の経験からも、失敗の数だけ自分が成長することは非常に良くわかっています。今は正直転職したばかりというのもあり、上司に守られているなと感じます。

2.専門的なスキルを身に着ける
今年(この9か月)はSQL、Docker、Pipeline、git、Pythonの非常に基礎的な内容を一通り身に着ける期間だったと思っています。
2021年は以下のことに挑戦していきたいです(スキルと資格が混在していますがご容赦ください)。
・基本情報技術者試験(基礎レベルをクリアする)
・統計検定2級合格
・ネットワーク周りの知識増強
・GCP(Googleのクラウドサービス)のスキルアップ
・機械学習へのより深い知識(コーディングスキル含む)

4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
転職後、7か月目~9か月目を振り返りました。こういう風に具体的なリアルを綴っている人はなかなか少ないと思うので、今後も定期的に振り返り記事を書いていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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