こんにちは、Hawaiiです。
昨今、本当に社会的な情勢が変わってきていますね。
超大企業が基本給を大幅にカットしたり、他の会社へ出向を検討したりと、昨年の今頃はこんな事態を誰も想像していなかったはずです。
こういった情勢の中で、このように考える方も多いのではないでしょうか。



本記事では、私が今までの経験を通じて
「会社員が人生の自由度を上げるためにやった方がいいと思うただ1つのこと」
を紹介していきます。
結論、「勉強しましょう」という話ですが、
実際に私が「勉強したことで自分の身に起きた良いこと」を2つ紹介していきます。
本記事の目次は以下の通りです。
1.自己紹介
私は、以前は全くの異業種(人材マネジメント)に7年程勤めていました。
私立四年制の文系出身で、学問面でも仕事面でも、統計やプログラミング、AIといった領域には無縁の世界でした。
しかし、仕事でのプロジェクトリーダーにアサイン頂いたことをきっかけに統計・プログラミングの学習を始め、
データサイエンスの分野に興味を持ちました。
その結果、2020年4月から、ビジネス寄りのデータサイエンティスト(AIコンサルタント)として未経験転職を果たしました。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
2.会社員が人生の自由度を上げるためにやった方がいいと思うただ1つのこと
冒頭でも書きましたが、結論は
「会社員は皆勉強すべき」
これです。
めちゃくちゃシンプルですが、この一言に凝縮されていると思います。
なぜ会社員は勉強した方がいいのか?
これは様々な切り口での考え方がありますが、
ここでは「周囲と差をつけるため」と定義します。
なぜならば、「人生の自由度を上げる」ことは、周囲と全く同じことをしているだけでは実現は難しいからです。
そして、「じゃあ、何をするのか?」という問いに対して、
私は心の底から「勉強」だと答えられます。
会社員はまったく勉強していない
これは有名な話なので知っている方も多いかもしれませんが、
数年前に行われた総務省の社会生活基本調査によると、
社会人が1日のうち勉強にあてている時間は平均で6分という結果が出ています。
「6分」
これを見て、皆さんどう思われるでしょうか。
少ないのは当然なのですが、「社会人全員」が「毎日6分」勉強をしているはずがないことは、
容易に想像できると思います。
そう、「大半の全く何もしない人」と「一部の毎日コツコツ勉強をしている人」に分かれているのです。
ですので、1日30分、いえ、10分でも毎日続ければ、世の中大半の人と差をつけることができるはずです。
そういう意味で、「周囲と差をつける」観点で勉強は、ある意味非常にコスパがいいと、私は考えています。
勉強なんかして、仕事にどんな役に立つんだよ
と思う方がもしかしたらいるかもしれません(私のブログの読者様だとあまりいらっしゃらない気もしますが)。
そこで、次の章では私が実際に勉強をして「人生の自由度が上がった」と感じたエピソードを2つ紹介したいと思います。
3.【実録】私が勉強をして良かったこと2つ
エピソード1:アルバイト採用の勉強をして、仕事の幅が一気に広がった話
私は前職で人材マネジメントをしていましたが、3年程前に、アルバイト採用を行っていた時期があります。
詳細を書くことは控えますが、採用したいアルバイトのターゲット層が複数あり、
とあるターゲットが過去数年間、鳴かず飛ばずの結果でした(=要は全然応募者がいなかった)。
私の部署では10年以上にわたり、アルバイト採用ではほぼ同じ手を打ち続けていて、
「同じ媒体に広告を打つ」「同じ手法で応募者にアプローチする」ことを続けていました。
部署の社員はみんな「例年通りに」と言っていましたが、
「例年通りにやってるから結果が変わらない」ことは明白でした。
そこで、何か「汎用的な」ノウハウはないものかと、インターネット検索をしたり、本屋をいくつか回ってみました。
※意外に、「人材採用」のノウハウは出回っていないものでした。
そこで出会った本を読みながら、
「そもそも人が集まり、定着するにはどのような考えが必要なのか?」
について、根本から考え直しました。
もちろん本一冊ですべて解決できるわけではないですが、
この他にもエクセルのデータ分析の本を読んで採用における様々な数値の集計ノウハウを考え、
1つ1つ進めていきました。
その結果、鳴かず飛ばずだったセグメントは、第二位のセグメントと同等のレベルまで人が集まり、
大どんでん返しを果たすことができました。
これだけでも十分な成功体験でしたが、この成果をきっかけに、
私は翌年、数億円規模のプロジェクトを回すための人材採用リーダーとして抜擢していただくことができました。
そのプロジェクトは相当な困難を極めましたが、最終的には何とか人を集めきることができました。
この経験から、
「勉強をして仕事に生かす」ことで
「今まで誰も疑わなかった仕事のやり方を変える」ことができ、
その後の私の仕事の取り組み方が変わる大きなきっかけとなりました。
エピソード2:データサイエンスを勉強してデータサイエンティストに転職した話
この話は散々このブログでも複数の記事で書いているので詳細は関連記事の紹介にとどめようと思いますが、
プロジェクトで突き抜けた成果を出すために、昨年データサイエンス(Pythonや機械学習)の勉強を始めました。
プロジェクトの成果に直結したことに加え、データサイエンスの面白さと可能性を感じた私は、
7年勤めた会社を退職し、2020年4月からデータサイエンティスト(AIコンサルタント)として転職を果たしました。
まだ働き始めて7か月ですが、控えめに言っても「人生の自由度が爆上がりした」と感じています。
自分で「勉強」という選択をして、プロジェクトで成果を出した。
その成果をひっさげて、転職して人生の自由度を上げられている。
この一連の経験が根拠となり、私は「会社員こそ勉強すべきだ」と思っています。
4.何を勉強すればいいのか?
ここまで「勉強が重要」と書いてきましたが、
では、具体的にどんなことを勉強すればいいのでしょうか。
一番のおすすめは、「今の仕事に関する勉強」です。
実務に直結する方がやっていて身が入るので、
「今の仕事で汎用的に勉強できることはないか」と考えてみるのが、まずは一番の近道だと感じます。
私は、今回書いた2つのこと以外に、
例えば業務効率化の観点で「マニュアルの作り方」についての本を購入し、勉強していました。
その他でおすすめな勉強
冒頭で書いた、「将来に不安がある」「何かスキルを持っておきたい」という場合は、
「今後の市場からの需要が高いスキル」を勉強しておくといいと思います。
その観点で、私はデータサイエンスの勉強を強くお勧めしたいです。
データサイエンスの需要は年々高まっていて、データサイエンティストやアナリストといった専門職以外の会社員でも、
今後持っておくべきスキルになることがほぼ間違いないと思うためです。
私は実際にデータサイエンスの勉強はudemy講座やテックアカデミーで勉強をしたので、是非以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
1日ちょっとの勉強でも、継続すれば周りにぐっと差をつけることができます。
将来の自由度を上げていくために、2021年が始まる前に何かに挑戦してみるのもいいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。